メニュー

和合ハイツにて大規模な電気工事を行いました。

[2021.10.08]

先日のべ5日間に亘りまして、和合ハイツにて大規模な電気工事を行いました。

工事内容は、屋上に設置の「キュービクル式高圧受電設備」の更新です。

「キュービクル式高圧受電設備」とは、発電所(変電所)から供給される高圧の電気を事業所規模に合わせて変換する、言うなれば「小さな変電所」のことです。

創設以来30年間に亘って使い続けてきましたが、風雪に晒され、塩害による内部の腐食が進み、経年劣化が顕著なため、使用継続は困難と判断し、更新しました。

工事期間中は館内すべての電気を止めて作業を行わなければならないとのことでした。しかし、通常の運営(営業)を止めるわけにはいきませんので、仮設の発電機にて対応しました。

既設受電設備の撤去当日。風もなく穏やかな秋晴れとなりました。

朝から忙しそうに作業員が解体作業に取り掛かっていました。内部は腐食が進んでいることから、取り外しに時間を要するなど想定外のことも十分予想されるそうで、一番大変な作業のようです。

その後、完全撤去の準備が整ったようです。クレーン車で吊り上げ、一気に降ろします。

クレーン車の操縦者は屋上の様子を見られる位置にはいないため、屋上からトランシーバーで指示を受けながら操縦しています。

これまでの経験と感覚を頼りに操縦しているそうです。さすがは職人ですね。敬服します。わずかな動きであってもミスが許されないわけですから、やはりチームワークって大事なんですね。

余談ですが、この光景を眺めながら、かつてテレビで放映していた引田天功の脱出イリュージョンを思い出してしまいました。

ところで、この様子は工事の責任者と一緒に見守っていました。責任者が言うには、この時点で今回工事の最大の関門を突破したとのことです。ここまで大きな問題発生もなく、無事に折り返し地点を迎えられたとのこと。

その後、新しい受電設備が無事に設置されました。

真新しくてピカピカです。聞くところによると、耐用年数はおよそ20年から25年とのこと。それを考えると、従来の受電設備は30年間もよくぞ耐えてくれました。これで当面は心配無用です。

最後になりますが、今回の電気工事において、多くの皆さま方に多大なるご不便並びにご迷惑をお掛けしてまいりました。この場をお借りしまして感謝申し上げます。また、無事に工事が終了しましたことも合わせてご報告いたします。(T)

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME