「14歳の挑戦」が終わり、お手紙が届きました。
去る5月下旬のことですが、和合ハイツ近くにある和合中学校2年生4名(男子2名、女子2名)が「14歳の挑戦」の職場体験で和合ハイツへ来られました。
体験1日目始めに、辞令交付式を執り行い、施設長から辞令を4名の生徒さん各々に交付しました。職場体験の3日間は臨時介護職員として和合ハイツの一員です。
コロナ禍が依然続いているため、「14歳の挑戦」は開催自体が危ぶまれましたが、令和4年の今年は3年ぶりに開催することができました。久しぶりに和合ハイツににぎわいがありました。
本来であれば手と手を取り合ってコミュニケーションを図られれば良いのですが、コロナ禍での取り組みのため、お年寄りと接する上でさまざま制限を設ける中で模索しながらの取り組みでした。
「14歳の挑戦」が終わって数週間経った先日。職場体験をされた4名の方々からお手紙が届きました。ありがとうございました。
いただいたお手紙の中から内容を一部ご紹介します。(原文ママ抜粋)
○Aさん
初めはお年寄りの方と上手に接することができるのか不安でしたが、和合ハイツの皆様に優しく指導して頂き、貴重な体験をさせていただきました。お年寄りの方はできないことが多く介護をするのが難しいと思います。それでも皆様が一生懸命作業している姿が印象に残っています。お年寄りの方が笑顔になると、自分達も嬉しくなることを感じとることができました。
○Bさん
初めてのことばかりで不安でしたが、和合ハイツの皆様に優しく、ていねいに教えて頂き、普段体験できないような、貴重な体験をすることができました。今回の職業体験で福祉のことにより興味をもつことができました。接客したお客様の笑顔から、働くことの楽しさや、やりがいを感じることもできました。
私たち職員としては、体験に来てくださった次代を担う生徒さんに対して、職場体験を通して働くことの尊さを学んでもらうことが最大の目的です。いただいたお手紙からそうしたことを感じ取ることができました。私たちとしても大変光栄に思います。
今回の職場体験を通して、福祉に興味を持たれた生徒さんがいらっしゃったのは、福祉の業界で仕事をする私たちとしてたいへん心強く、また嬉しく思います。(T)