和合ハイツにて消防訓練を実施しました。【2022年11月】
[2022.12.09]
去る11月16日(水)に和合ハイツにて消防訓練を行いました。
今回は夜間想定で2階の利用者居室からの出火の想定にて自主検証での訓練です。
消防訓練に際して、消防訓練計画書を策定します。ひと口に計画書と言っても施設側でただ作成し、消防署に提出するわけではありません。
策定には消防署職員との綿密な打ち合わせを何度も行いますが、それには時間を掛けすり合わせを行います。それがようやく形になります。
一冊の計画書には委員会メンバーの相当の苦労によって出来上がります。それでも完璧なものとはなかなか言い難いのが現状です。常に改良を加えながらの連続です。
和合福祉会として消防訓練は和合ハイツだけでこれまで32年に亘り、のべ60回以上経験をしています。
膨大に蓄積した消防計画書は和合福祉会にとって大きな財産です。毎回携わった自衛消防隊員が訓練を通して感じたことや課題を参考にし次の計画書に落とし込んでいきます。
当然のことながら、災害に至って欲しくはありませんが、ご利用者を守ることが最大限の使命であり、万一の不測の事態に備え、その都度携わる自衛消防隊員は真剣に取り組んでいます。
今回の訓練では大きな声で隊員同士がしっかりと連携を図り、大きな声で誘導している様子が窺えました。自信と誇りを持って取り組んでいることがわかります。
次回の訓練では過去の経験を基に、さらに今回の課題等を参考にし取り組みたいと考えます。(T)