メニュー

コラム~介護の日に「介護」を考える

[2021.11.11]

皆さま、本日11月11日は何の日かご存じでしょうか。

ご存じの方も多いかと思いますが、「介護の日」です。

高齢化が加速度的に進み、介護を必要とする高齢者が増加する中で、介護の課題は多様化しています。

そこで、介護について理解と認識を深め、介護について見つめ直そうという目的で、国(厚生労働省)により「介護の日」が制定されました。

11月11日である理由は、意見公募によって「いい日、いい日」と覚えやすく語呂合わせだそうです。

富山県では、「介護の日」の啓発活動として毎年、富山県老人福祉施設協議会21世紀委員会が主体となって、「介護の日フェスティバル」を開催しています。

例年、富山市総曲輪のグランドプラザで開催していますが、今年はファボーレにて去る11月3日の文化の日に開催されました。(今年のチラシです。)

今回の「介護の日フェスティバル」では「咲かせよう笑顔の花、つなげよう未来の介護へ」という素晴らしいサブタイトルが銘打たれています。

このイベントは「介護」の魅力を少しでも広く知ってもらうことを目的に、実行委員会が中心となって企画運営を行っています。

10年ほど前に数年間、実行委員会(21世紀委員会)の一員として、「介護の日フェスティバル」の企画運営に携わらさせていただきました。

当時の企画内容は、笑顔をテーマにしたフォトコンテストです。日常の何気ないご利用者や施設職員の笑顔を各施設から応募してもらうものです。

各施設から集まった笑顔の写真を整理していて、中にはご利用者が顔をくしゃくしゃにしながら施設職員と心から楽しまれているものがありました。

それらの写真の整理をしながら、日々のご利用者との関わり合いを通して介護の素晴らしさを痛感しました。お互いの信頼関係があって成り立つのでしょうね。

介護とはひと言で言えば大変な仕事です。しかし、一方でやりがいのある仕事だと捉えています。ご利用者から笑顔や感謝の言葉をいただくことで勇気づけられます。

介護の日を通して、介護について改めて考えるきっかけづくりとなるのではないでしょうか。(T)

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME