障害者雇用の事例発表を行いました。
以前このブログでも取り上げましたが、私たちの法人の障害者雇用に対する取り組みが好事例だとして一冊の冊子に取り上げられました。
その時に冊子の作成に関わった富山県労働政策課担当者から連絡があり、「障害者雇用実務講座」全3回の最終回の事例発表をお願いしたいという依頼がありました。
社会福祉法人とは社会や地域に貢献することが最大の使命です。当然のことながら障害をお持ちの方を雇用することも社会に対する貢献に変わりはありません。
障害者雇用を進めたいきさつは先のブログをご参照いただきたいのですが、私たちがこれまでに取り組んだことは、社会福祉法人として至極当然に過ぎず、発表するに値するのか悩みました。
県の担当者の方に伺うと、一般企業では障害者雇用に対してまだまだ消極的な企業が多いとのことでした。
そうした話を聞き、何かの参考になればとの思いから、事例発表をお引き受けすることに決めました。
過日、県民会館にて障害者雇用実務講座が行われました。
私と介護長の二人で事例発表をさせていただきました。
私は主に法人の概要等について説明を。介護長は採用から育成、定着などの雇用後の詳細な説明をそれぞれいたしました。
聴講されている皆さま方は真剣に聴いてくださっている姿がとても印象的でした。
発表が終わり、質疑応答の時間となり、多くの方々から質問が寄せられました。大半が育成に関する質問でした。
後日、私の手元に出席者アンケートの意見が寄せられました。それによると、「素晴らしい取り組みだ。」、「たいへん参考になった。」など好評でした。
少しでも多くの企業が障害者雇用に積極的になってくれればとの思いから発表をさせていただきました。一人でも多くの障害者の方々が企業で活躍されることを切に願わずにはいられません。(T)