障がい者雇用セミナーにて事例発表を行いました。
当法人が行っている障がい者雇用に関する取り組みが好事例との評価をいただき、昨年12月に富山県主催のセミナーで事例を発表する機会がありました。
昨年の実績から再度依頼がありました。私たち社会福祉法人の取り組みが果たして一般企業に参考になるのか疑問に思いながら、何かヒントになればとの思いから、今年も依頼を正式にお受けすることにしました。
11月10日(金)、サンフォルテにて障がい者雇用セミナーがあり、前回同様、私と介護長の2名で出席してまいりました。
当法人含め、全3つの企業の事例発表がありました。発表を伺っていると、障がい者を雇用した経緯は三者三様ですが、企業理念との合致、社会貢献など最終的な目的や考え方は近いことがわかります。
事例発表の後、参加者と私たち企業と同じテーブルで意見交換及び質疑応答の場がありました。
障がい者の雇用はしているものの、その後の育成・定着で悩んでおられる企業が多い印象を受けました。雇用や教育で考えることは多いですが、「障がい者」として特別に扱う必要はないのではないかと僭越ながら助言させていただきました。
企業によって組織風土は全然異なるものですが、それぞれの企業に合ったやり方で雇用や教育を進めていけば、良い方向へ向かうのではないかと考えます。
今回のセミナーを通して、私自身、他企業の事例や参加者との意見交換から多くのことを学ぶことができました。今後の障がい者雇用に役立ててまいる所存です。(T)